日本でも名前を聞いたことがある有名な外資系企業って多いですよね!!
P&G、ロレアル、ネスレ、Googleなどは日本でもとっても有名でたくさんの商品やサービスを提供しています。
一方、あまり名の知られていない優良な外資系も実は日本にはたくさんの存在してそこでは毎日、日本人が働いています。
これらのすべての外資系の仕事内容やスタイルを一緒くたにして語れないのですが、ある共通している部分があるのも事実です。
今回はその仕事内容(仕事スタイル)について日系企業からの転職者であり、実際に現在外資系企業に働いているサイト管理者の私がお伝えしたいと思います。
外資系企業への移ろうかと考えている人は「転職が失敗!!!」とならないように事前に外資系の特徴を理解しておきましょう。
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外資系企業にはいろいろな人が転職してくる!
あなたの外資系企業に対するイメージはどんなものがありますか?
【外資系企業】と聞くと、「英語が必須で」「実力主義で」というように、成功するには相当ハードルが高いんじゃないかとと思う人は多いと思います。
はたしてそうなのでしょうか?
実際に周りを見渡してみると、たしかに英語力が最高レベル、やり気満々、社交性も高いと成功の三拍子が揃った人もいることはいます。
でもそんな人も会社で全然成績を上げられずにふるわないこともあれば、TOEICの点数が超低く( 400点前後)で、しかもおとなし~感じのやさ男が会社で輝いちゃってエリート街道一直線というケースもあります。
会社にあうあわないというのもあるのでしょうね。
外資系企業の仕事内容の特徴は。
一つづつ説明していきます。
結果につながらない無駄な事はしない
日本の言葉だけのグルーバル企業と違い、グローバル拠点多く持っている外資系企業は、たくさんの慣習が異なる国の社員がいます。その社員が『業績の達成』に集中できる環境づくりが欠かせません。
とてもシンプルな評価制度(報酬制度)と仕事のプロセスを整備することで大きな不満が出ない社内の状況で競合他社との競争できる環境づくりをしています。
審査、稟議、Checkなど手続きがてんこ盛りの日系企業ですが、外資は結果につながらないものは徹底的に除外しているように思います。
わかりやすい例として以下に2つのポイントをご紹介します。
① わかりやすい評価(報酬)制度
海外では社員は、今の仕事よりも好条件(年収や勤務時間等)の環境が見つかれば簡単に転職してしまいます。それを防ぐ意味でも魅力的な報酬(福利厚生も一部あります)の制度を構築する傾向があります。
例えば
外資系は基本的に年俸制ですが、基本給以外の変動給の中に以下があるケースがあります。
- ストックオプション
- インセンティブ(個人別の業績連動型報酬)
- ボーナス(全社連動型)
- 業績上位者向け表彰旅行や食事等
② 社内手続きがもっとシンプル
決裁プロセスがシンプルになっているため、都度細かな説明書や稟議書などを作成するといった社内文化がある会社は少数派です。
例えば、出張報告書などは日本では必須だと思いますが、結果を上司に報告するのみで、関係者に対して回覧、共有するといったことはないです。
また、稟議書などのように決ったフォームにて書く必要はない場合がほとんどで書式は問われません。経費精算もコンカーなどのシステムソフトを活用し、グローバルで簡素化されています。
以上のように、業績とは直接関係のない社内プロセスを簡素化して余計な仕事を増やさずに、業績のみを追求していくのが外資系企業の共通する特徴なのです。
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役割は明確で、常に結果を追求する
日本の企業との大きな違いは、ポジションごとの役割が明確で、その役割と責任を果てしているかどうかをしっかりとチェックされます。
日本のように細かいマイクロマネジメントない分、プロセス管理は本人に任され、その結果が出ないときはたとえどのレベルの人でも結果責任が生じることになります。
ジョブディスクリプション(職務記述書)と呼ばれるものが作成され、そのポジションに求められる要件が簡潔にまとめられています。
ジョブディスクリプションでまとめられる項目は以下の通りとなっています。
・ポジション名
・職務の目的
・職務の責任
・職務内容・範囲
・レポートライン
・求められるスキル・技能・資格など
転職などの場合は、採用を開始する段階で上記内容を明記するため、日系企業よりも期待される役割、責任の範囲はクリアになっています。
以下はとある企業のジョブディスクリプションのサンプルです。
Job Title(ポジション名):
・Director of SalesPosition Summery(役職概要):
・ Define the product, pricing, customer selection, and sales strategies for the region and lead the sales team in the region to promote business growth and and achieve annual sales target.Responsibilities(職務内容):
・ Define, monitor and drive sales strategy for the region
・ Manage sales managers to ensure they meet their individual sales targets
・ Identify new markets and customers for future business growth
・ Manage and motivate management teams to drive sales teams to achieve sales targets
・ Recommend new product development for business units
・ Define customer growth strategy
・ Align company’s business strategy with sales targetsKnowledge and skills(知識とスキル):
・ 10 to 15 years of related business experience, with at least 5 years of management experience in sizable organization in industrial field, with sales and business development exposure in the region
・ Proven track record in successfully developing and implementing business strategies in the region
・ Strong skills in strategic marketing, customer relationship management, sales management, project management, as well as setting up pricing strategy and developing customer segmentation
・ Strong leadership and business acumen
・ In-depth knowledge of the market
・ Good command of spoken and written English and Chinese~ 途中で割愛
まとめ
外資系企業の仕事内容はご理解いただけたでしょうか。
日本の会社と比較して業績結果に対してもっともっとストレートに行動することが求められるのが外資系です。そのための環境は整えられています。
一見厳しいそ~と感じられたかもしれませんが、求められるこのがシンプルな分わかりやすいとも言えます。
周りを持ていますとこの環境にスポッとうまくハマる日本人も実は沢山います。
社内のチームワークの中で、個々人がポジションに応じた裁量を持って行動できるチャンスがあるのは外資系企業の大きな特徴でもあります。
外資系企業の事をもっと知りたいのであればやはり普段から外資系企業に接している転職エージェントを利用するのが一番です。
わからないことやこちらからの希望も伝えてもらえますしなっと言っても無料なので使わない手はないです。