転職活動を進める書類関係で、一番重要なのが、「職務経歴書」です。
でも、あなたのその書類は採用担当者に響いていますか?
「履歴書だけでもめんどうなのに、職務経歴書を書くなんて~」
とこぼしてしまう転職希望者は多いのでは。
たしかに面倒!!私も過去何度か書こうとすると筆が進まずゆううつになったものなのでわかります。
しかし、あなたの
- 仕事に対する考えや取り組み方
- コミュニケーション能力
- 集団適応性
- 求心力
- マネジメント実務の経験の有無
- 資格や専門的スキルの有無
など、あなたの魅力を伝えられるのは「職務経歴書」しかありません。
あなたを求人会社にアピールする大切な情報なのでしっかり対応していきましょう。
一度書いてしまえばそれをベースとして、応募したい各企業に応用できるのでまずはしっかり書いてしまうのが効率的。
でも、そうは言っても、アピールポイントを抜きだして転職初心者のあなたにが上手くまとめられないこともあると思います。
そこでこの記事では、
【あなたを上手くアピールでき、採用担当者の心を響く職務経歴書を作成するためのポイント】
をお伝えします。
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まず理解しよう、二つの書類の違い
「履歴書」と「職務経歴書」。この2つの書類が違うこと理解していますか?
人事の採用担当者がチェックするポイントは、この2の書類でそれぞれ異なります。そのポイントを理解した上で作成することが大切です。
★「履歴書」とは、あなた自身の基本的な情報をまとめるものです。
写真とともに、名前や住所、趣味や特技(これは転職の場合はあまり大切ではない)、自己PRなどを書き出し、直接仕事に関係のある情報というよりも、あなたの情報をまとめるものです。
あなたの性格やこれまで辿ってきた道のりといった、大げさに言えば「人生の経歴書」とも言える書類が「履歴書」になります。
★「職務経歴書」とは、社会人になってからの仕事、備わっているスキル、そして仕事の実績や結果を明らかにする書類です。
つまりキャリアの内容を記載していきます。
どのような仕事をして、どのような結果を残してきたかが明確になるため、求人企業へのアピールとして伝わることになります。
企業側は応募者が応募している職種に対すて能力や資格を持っているのかを書類を通して判断していきます。
人間性というよりも、企業が求める能力を持っているかどうかに重点が置かれます。
また、能力以外に企業とのマッチング、ここを重視している企業が多いのです。
ここは要注意!!
能力やスキルがずば抜けていたとしても、あなたが企業にマッチしていなければ採用には至りません。
職務経歴書は、「相性が良い」と思わせられるかどうかにかかっています。
(まとめますと)
職務経歴書で確認される主なポイント
- 求める能力が備わっているか
- 仕事に意欲はあるか
- 発揮できる強みを自覚しているか
- 企業とマッチングしているか
職務経歴書作成で注意するポイントは
以下の点を意識して書いていきましょう。
★ 求人企業によって内容を変える
応募する職種や業界が例え同じであったとしても応募する企業毎に作成する内容も変えていかなければならず、それができなければ書類審査を突破することは難しくなると考えておくべきでしょう。
応募企業が重視する事にポイントを置いた伝え方をしていくことが重要です。
企業側が何を重視して、どのようにアピールするかは経験に基づかないと難しい場合やあなたでは気が付かないこともありますので、転職エージェントに相談するのが良いでしょう。
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★ 「読みやすいこと」が重要
適度に改行を入れたり、個条書きでまとたり、見出しや記号を使うなど駆使しながら、採用担当者が読みやすいようにレイアウトを工夫しましょう。
読みやすい書類は、企業の目にも留まりやすくなります。
★ アピールするポイントを詳しく書く
企業が求めることや、あなたが企業に見てほしいこと、アピールしたい経験を詳しく記入し、その他の経験などは簡潔にまとめると、メリハリの効いた職務経歴書になります。
メリハリの効かせた、読みやすい職務経歴書は、「この部分を特に見てほしい」というメッセージとなりますし、文書をまとめる力があると評価されることにもなります。
★ バランスをチェックする
長過ぎる、短すぎる職務経歴書は採用担当者から嫌われます。書き終えたら、必ずレイアウトを含めた全体のバランスとともに長すぎ、短すぎなどを確認し、必要に応じて最終調整しましょう。
職務経歴書を作成するにあたり、わからないこと多いでしょうから質問に答えていくだけで簡単に職務経歴が作れるリクナビNEXTの「けいれきナビ」を利用するのはいかがでしょうか(無料)。3つのSTEPで簡単に作成できます。
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職務経歴書で良く出てくるQ&A
職務経歴書を書き上げる際によく出てくる質問です。注意していきましょう。
決まり文句でかまいませんので、短く書いておいた方が良いでしょう(スペースが限られているから)。
例えば、「一身上の都合により退職」「契約満了のため退職」などです。「会社都合により退職」といった決まり文句を書くだけで構いません。
2015年4月 株式会社◯◯◯◯ 入社
2017年3月 契約期間満了により退職
転職回数が多すぎる場合は確かに気になるところですね。転職回数が多い場合は、時系列で会社名を記載するのではなく、職務内容を最初にまとめやり方があります。
特に応募企業が興味を示す職務内容をトップにするのも良い書き方ですね。最後に企業名と勤務期間をまとめて書くことで、転職回数より職務内容に視点がいきます。
即戦力を求める企業にとって、未経験の転職は、経験者と比較して厳しいものがあります。でもその経験がなくても、現在のお仕事で、アピールする材料を探し出して書いていくことになります。「経験はありません」と言い切るのではなく、過去の仕事の経験を通じて、発揮できる強みを考えてみてください。
このあたりが良くわからなければ、私は転職アドバイザーに相談するべきと思います。
まとめ
職務経歴書は、転職活動の準備書類の中で一番重要なものです。
あなたの仕事に対する考えや取り組み方、コミュニケーション能力や集団適応性、求心力、マネジメント実務の経験の有無、資格や専門的スキルの有無などあなたアピールするポイントを簡潔にまとめる必要があります。
面接の段階まで進めるかどうかがこの書類にかかっていると言っても過言ではないでしょう。
まずは、質問に答えるだけで作成できるツールとしてリクナビNEXTの「けいれきナビ」(無料)で使うのが良いでしょう。
その後、わからないことなどは、リクルートエージェントなどの転職エージェントのアドバイザー(無料)に相談するのが一番効率的かと思います。
両方とも無料で利用できます。検討してみてください。
採用担当者に響く職務経歴書を効率よく作成していき、次の段階の面接に進んでいきましょう。頑張ってください!