ハイキャリアな転職(社長、役員、部門責任者)をするときは、どのように進めれば良いのかと思いますよね!しかも年収UPを狙うわけです。簡単ではありませんが、このレベルで転職成功している人がいるわけですから不可能ではありません。
今回は記事にて、エグゼクティブでハイキャリアな転職について触れていきたいと思います。
ハイキャリア転職を狙う人が使うべき転職サービスとは?
ハイキャリアでの転職の場合、結論から言いますが、数ある転職サービスの中から「転職エージェント」を選択するべきです。
エグゼクティブが使うべき転職エージェントのサービスは以下の2パターンあります。それぞれ見ていきましょう。
① 総合型転職エージェント
いわゆる一般的な形式の転職エージェントです。あなたに専任のアドバイザーが付き、内部の膨大なデータベースからあなたにマッチする案件を探してきてくれ提案してくれます。
最大のメリットは、大量の案件が常時存在するため、一気に接触できる案件数が多く、自分にあった求人を迅速に見つけたり、比較できることです。
すぐに転職したい人は総合型の転職エージェントを選択するのが良いと思います。
転職エージェントとして、大きく系統により二つに分かれます。
- 国内企業向けの転職なら 『リクルートエージェント』
- 外資系企業向け転職なら 『
JACリクルートメント』
をおすすめします。
② ヘッドハンティング型転職エージェント
ヘッドハンティング型転職エージェントの場合は、中長期的にじっくり転職したい人向けです。ハイクラス転職特有のスタイルで、あなたには専任アドバイザー(またはコンサルタント)は付かず、あなたの希望条件にあわせてヘッドハンターから連絡が来る形式です。
総合型転職エージェントとの違いは、総合転職エージェントでは見ることのできない、エグゼクティブの中でもさらに上のクラスの案件と出会うことができることです。
企業側がヘッドハンティング型の会社にお願いする背景は、大抵の場合このような求人は会社の重要な戦略に紐付いているのでなるべく秘密にしたいためです。
このような転職案件はエグゼクティブ案件とよばれ、総合型転職エージェントの膨大なデータベースにさえ掲載されないと言っても良いです。ただ、そもそもエグゼクティブの案件母数が少ないため、中長期的な取り組みとなり、前述したとおりじっくり方の転職活動に向いています。
おススメするヘッドハンティング型転職エージェントは以下の通りです。
- 転職業界最大手のリクルートが運営する『キャリアカーバー』
- 管理職・専門職のハイクラス求人に特化した『ビズリーチ
』
時間に余裕があって具体的に転職を考えているのであれば、できればどちらとも利用してみるのもおすすめです。
『キャリアカーバー』は、規模では『ビズリーチ』に劣るもののリクルートがハイキャリアの転職にも力を入れているため良い転職サービスなのです。スカウト案件も充実しており、ヘッドハンティング大手と提携し、エグゼクティブの独占案件も数多く保有しています。しかし、2015年末に3.7万人の個人情報が流出する騒動がありました。恐らく現在では問題ないと思いますが、心配な方は最大手のビズリーチを活用することをおススメします。
参考: キャリアカバー情報漏洩の情報
ビズリーチは無料登録でき、サイト登録後は無料で求人検索やスカウトメールの受信を行うことができます。しかし、求人に応募する際や特別なプラチナスカウトメールを受信する場合にはプレミアムステージ(有料会員)への登録が必要です。
このプラチナスカウトメールでの求人は一般では公開されていない非公開求人ですが、それを自分でチェックできるという点でも有料サービスは確実に利用する価値があります。また、価値ある転職情報に数千円も使えないという人はこのクラスを狙うのは少々難しいですし、価値ある情報が有料というのは当たり前との意見もあります。
普段会う事のないヘッドハンターと話してみると、あなたのキャリア観を変えるような発見が見つかるかもしれません。エグゼクティブなあなたは、普段から多忙だと思いますので、なるべく無駄なく転職エージェントを選んでいきましょう。
転職エージェントを使う時に注意すべき事とは?
ここでは、ハイキャリア転職で知らないと損する注意すべきポイントを解説していきます。
口コミサイトを使い求人会社の実態を把握する
転職エージェントもビジネス(営業)ですから、苦しい時にはなんとしても転職を決めてもらいたいものなのです。
優良な転職エージェントであれば、都合の悪いことを隠したりすることはないと思いますが、こちら側としても口コミサイトなどで求人会社の情報の正しい情報をとるようにした方が無難です。
口コミサイト:Voker
是非利用してみてください。利用は無料です。上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、良く調べてみてください。
転職エージェントに登録しても、連絡を入れておく
転職エージェントの仕事の進め方として、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示の順番が「更新日」(最後にコンタクトを取った日)なのです。
よほど印象残っていない限り、更新日が古いともうすでに転職が決定してしまったと機械的に判断します。最悪の場合、案件紹介メールも届かなくなることがあります。まめに連絡を取っていると、その情報が更新されていきます。
更新日が古いと、いくらあなたの条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるので気をつけましょう。
「良いところがあればすぐにでも」と伝える!
転職エージェントとの面談で必ず聞かれることとして転職時期があります。まずは「良いところがあればすぐにでも」と回答しておきましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がる人だと考えて、優先的に対応してくれます。前述の通り、転職エージェントも売り上げ目標がありますのでそこを考えてあげる作戦です。
企業への推薦文は必ず確認する
大抵の場合、担当コンサルタントはあなたを1000字以内で紹介する推薦文を企業向けに書きますが、ひどいコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけとんでもないのもあります(すべてのコンサルタントではないですよ!)。
そこで「企業との面接時で相違があると困るので、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけるのが良いです。これは成功者は抜かりなくやっていることなので覚えておきましょう。
担当コンサルタントも変更してみる!
担当コンサルタントと相性が悪かったり、知識に不満があれば変えてもうらうのも良いです。変えてもらうのが難しい場合も考えて他社も登録しておくのが今や一般的です。
同じ案件では複数のエージェントからから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、複数のエージェントから同じ企業へ応募しないように気をつけましょう。企業側から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と伝わります。
企業と担当コンサルタントの両者に不信感を与え、場合によってはうまく話が進まず、最悪は再度応募することもできなくなる可能性もあります。
まとめ
年収UPのためのハイキャリア転職の情報はいかがでしたか!私自身の経験と転職してきた周りに人の実際の体験からまとめてみました。
その結果、
すぐに転職を希望で、ハイキャリアの中でもミドルクラスを考えている人は下記2社の総合型転職エージェントに相談してみるのがおススメです。
- 国内企業への転職『リクルートエージェント
』 - 外資系企業への転職は『
JACリクルートメント』
少し時間に余裕がある方は、下記2社に相談すると良いでしょう。
- 『ビズリーチ
』 - 『キャリアカーバー』
時間に余裕のある方は、無料サービスのところがほとんどなので(ビズリーチの有料サービスは除く)なので、全てに登録してとりあえず話を聞いてみるだけでも、良いかもしれません。あなたのキャリアプランに対してのプロのアドバイスがもらえて、新たな路が見つかるかもしれません。