外資系転職を考えている人は増えてきていると思います。
外資系企業に限らず、転職は自分がやりたいことや望む姿をしっかりと考え、それを実現するために行動を起こし内定、入社、仕事での成果へ導くことが必要ですね!
でも心配な事が、「転職を失敗をしてしまったらどうしよう」ということではないでしょうか。
今回は私の経験談も交えて、外資系への転職の失敗パターンを紹介して行きたいと思います。それを回避するのは何をすれば良いかについてもできる限り紹介していきます。
是非参考にしていただければと思います。
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失敗① 外資系の転職で給料が思ったよりもらえない
外資系企業を考える時の転職理由で常に上位にあるのが、「年収アップ」です。日系企業での同等のポジションでの給料の最低でも20〜30%のアップである場合も多く、同じ様な仕事をするのであれば魅力的と思う方も多いはずです。
しかしながら、外資系企業の給料体形は日系企業と違い、入社してから想像していたほどではなかったと言う失敗をおこなさないように気をつける点があります。
給料の内容
まずは、現在の給料内容を詳細に把握することが大切です。源泉徴収票など、実際の収入を確認しましょう。ボーナスや手当などもすべて入った年収とそこから税金、保険、年金関連が差し引かれた手取り額がわかります。
それらをべースにし、転職先の給料を確認すべきです。ここで忘れてはならないのは、日本の企業だと「住宅補助」、「食事手当」などがあります。
外資系企業ではこのような手当がなくすべて給料に含まれているという考えですので給与からの出費になります。単純比較では増えているように見えてあまり変わらなかった。むしろ下がっているかもというケースもまれにありますのでしっかり確認しましょう。
年俸制
もう一点は、外資系企業の給与体系が「年俸制」である場合があります。残業代などが「みなし残業」で一定額が支払われる場合もありです。日本の企業に働いていて、残業代に頼っている場合は、この点も考慮する必要があります。
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(インセンティブ)歩合制
外資系企業のなかで特に金融やコンサルティング業界ではインセンティブという歩合制の枠があります。
これはボーナスとは別で、例えば月々のパフォーマンスによりつくお金ですので、仕事結果がうまくいく月とそうでない月で大きく差が出てしまう場合もあります。
このような制度の差は、しっかりと応募する前に確認したり、面接に進めば直接聞くべきです。
年収アップを求めて転職をしたものの、実際上がらずしかも業務も増えてしまったなどの失敗をおかさないように気をつけましょう。
失敗② 英語力が不十分であった
外資系企業での仕事をする場合、英語が要らない会社や職種も多々ありますが、英語をバリバリ使う仕事の場合は気をつけなければなりません。
入社するまでのレジュメや職務経歴書、そして面接も無事大丈夫だったので英語力は十分と安心していたところに、いざ仕事が始まると英語力が不十分で仕事についていけないという失敗パターンもあります。
事前準備をした応募書類、練習を重ねた面接と違い、実務ではメール、テレコンなどの対応や議事録を英語でとったり、また会議なども想像以上にペースが早い場合がありついて行けないという事もあるかもしれません。
この点は実際入社し、仕事開始するまで詳細にはわからないということもありますが、面接時や内定をもらい受理する前に確認しておきましょう。転職エージェントとも十分話すことも大切です。
確認項目は、仕事をする相手が誰かです。
例えば外資系企業でも営業職や開発、購買やパッケージなど、相手先が小売やサプライヤーであればほぼ日本語でしか業務は発生しません。
その反面、仕事の相手がグローバルチームや本国の担当者などであれば、業務で英語でのコミュニケーションは非常に大切で、どれほど英語で仕事ができるかで評価が変わったりします。
入社後に英語のスキルアップをすることももちろん可能です。
どれほどのレベルが必要かはポジションから把握したり、面談や転職エージェントに聞いてしまうのが失敗を防ぐ近道です。
失敗③やりたい仕事ができると思っていたが、制限があった
日本企業から転職をする時、凝り固まった組織の中ではなく、もっと自由な外資系企業でおもいきり仕事をしたいと思う方も多いと思います。
しかしながら、失敗パターンとして、実は外資系企業でもしがらみがあり、制限などのせいでやりたいことができないことがよくあります。
外資系企業も組織で動いていますし、日本に販社や支店を置くほどであればかなりのグローバル企業でしょう。
このような場合は、指揮系統が確立されており、日本が全ての決定権を持っているわけではありません。よって、場合によっては本社の合意が必要であったり、本社の戦略に基づいたこと以外は承認されないケースもあります。
このことは仕事をするうえでのモチベーションに非常に密接に関わってきますので、この点も面接中や内定を受理する前によく確認しておきましょう。
確認すべき点は、決定権がどこまであり、その企業の中でも日本支社の役割と重要度を確認すべきです。
企業によっては日本支社はイノベーションや最先端の手法を取り入れる試験的かつ戦略的な国であることもあり、そのようなケースは非常に自由度があります。
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失敗④ 人間関係が嫌で転職したが、外資系企業の人間 関係もバツだった。
日本企業での飲み会や上司、同僚との人間関係が嫌で、もっと個人ワークで自由な外資系企業に転職をする方は多いのですが、実際入社してみると想像と違い失敗パターンがあります。
実は外資系企業の中でも「資本」は海外であっても、実はほぼ日本企業と変わらないケースがあります。
例えば、外国企業でも、日本での国内代理店である場合や、もしくは古くから日本に支社を持つ外資系企業は文化、風習などは本社から孤立していることも多々あります。
その場合、日本企業で嫌だった文化、風習は続いてしまいますので、できる限り事前に調べられるものは調べ、あとは口コミや知人の情報や、面接での雰囲気から推測をしましょう。
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その逆のパターンで、外資系企業の自由で個人プレイな感じを求めて転職はしたものの、そのせいか周りとの距離があったり、どこか冷たい雰囲気があると感じる人もいます。
これは外資系企業にはありありで、結果重視で競い合うこともあるので仲間意識より競争心が生まれて表に出てしまう人もいます。
このような環境が好きだという人もいますのでその場合は問題ありませんが、そのような環境を求めていない場合はできる限り事前に情報収集をしましょう。
社風や人間関係は毎日の事。いつの時代でも会社が嫌になる原因のトップですので、軽視はしないように気をつけましょう。
失敗⑤ 転職先の外資系企業で、やりたい仕事では ない場合
転職活動中の面接時にも確認して、この仕事をやりたいと思い入社したものの、実際仕事を始めてみると思っていたことと全く違うというケースもあります。
この失敗については大きく2つのポイントがあります。
冷静に判断せずに転職してしまった
1つ目のポイントとしては転職活動中に色々な理由で冷静ではなかった点になります。
例えば、「どうしても転職をしたい」との意欲が強すぎたり、「今の会社から早く出たい」などの気持ちが先行している場合は、冷静に物事を捉えられなくなることは意外とあります。
ある業界に行きたいがために、募集企業をあまりしっかりと研究しなかったり、ある企業に行きたいがために、募集案件をしっかりと見ないこともあります。
もしくはしっかりと見ていて、「この業務内容は微妙かもしれないけど、この会社だから少しは妥協できる」と転職活動中は思っても、実際毎日やることとなると入社後失敗したと思う事もあります。
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募集要項だけを見てしまった
2つ目は、募集情報だけでは本当の仕事の内容がわからないことがあげられます。
これはどんなに優れた募集要項でも、実際の業務や仕事の内容を文章に落とし込み、すべて網羅することは不可能という事を理解しておくべきです。
多くの企業はこちらが思うほどしっかりと募集要項を書き、常に更新したりはしません。
よって、応募して合格し、入社してから「あれ?なんか違う」となることはままあります。
新しく作られたポジションとかであればなおさら企業側もわかっていないので特に注意が必要です。
この失敗を起こさないために準備できることは、面接での確認です。多くの場合、面接は人事担当者と現場の上司で行うことが多いので、特に現場の方との面接では募集情報にあったことの詳細を聞いてみたり、実際のところどうか聞くのが一番確実かと考えます。
事前に質問を準備し聞くこと自体、真面目に向き合っている証拠と捉えられ、自己アピール荷もありますので、是非この機会で確実に利用しましょう。
それが失敗しないための最善の方法です。
失敗⑥ 転職先の企業に合わないパターン
転職も成功し、やりたい仕事にもつければ文句なしと言いたいところですが、この場合でも失敗と思える場合もあります。
それは、企業の社風や上司、同僚や部下と合わないというケースです。完全に単独行動の仕事であったり、あなたが人間関係や社風はどうでもよく仕事さえができれば良い、もしくは給与が良ければ問題なしという方であれば大丈夫でしょう。
しかしながら、仕事の大半のストレスや悩みは、考えているより携わる仕事ではなく、それ以外の人間関係や会社の制度からくることは少なくありません。
この失敗を避けることは簡単な事でなないと考えます。まず、企業側の事前の調査は、転職活動中には必須です。ただし、調べるものが企業のホームページやそこに書かれている企業理念など企業側からの発信情報は、面接でのトークでは重要ですが、実際の中がどうなってるかの参考にはなりません。
なぜかというと、企業側から発信するものに悪いことは一切書いていないからです。それ以外では大手であれば口コミサイトで大体の雰囲気を掴み、その裏付けのために転職エージェンシーと話し合うことや、理想は実際働いている、もしくは働いたことのある人に話を聞いてみる事です。
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転職前から知り合いがいるのであれば問題はないですが、外資系の転職で失敗をしないためにはあらゆる人脈を探す努力は惜しまない方が良いかもしれませんね。
企業側と合うかどうかは企業のことを研究することも基本ですが、何より一番重要なのは「あなたが何を求めているか」です。どのような状況であれば満足し、どのような状況であれば不満かを自己認識するのは単純なようで意外と難しいものです。
本当の転職は経験をしない限り分からないかもしれませんが、失敗をしないためには今までの仕事内容、人間関係などで何が自分にとって心地よく、何が不満であったかなどをしっかりと書いてみることも大切な作業なのです。
今までの経験したことを思い出しどの点は妥協できなくて、どの点は妥協できるかを考え、それと応募する企業で集めた情報を照らし合わせましょう。
まとめ
最後に、どの失敗パターンも大抵目指していたこととのギャップや、期待していたことや想像していた状況とのギャップから生まれるものです。
何より重要なのは外資系企業への転職にあなたは何を求め、それが達成できるのかをできるだけ事前にいろいろな方法(口コミサイト、実際働いている人に相談、転職エージェント)にて確認することです。
あなたが大切であるという点をしっかりと把握し、あとは妥協ができる点は何かを明確に持って企業側の情報と比較したうえで外資系企業を選べば、転職に大きく失敗することなく、そして今後将来に渡り着実にキャリアアップを実現していけるでしょう。
是非、外資系企業への転職を頑張ってみてください。
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